映画ジョーカーがめっちゃつまらなかったので、その理由を考えてみた。
皆様こんにちは!
映画館ライトユーザーのすずまでございます。
前日、映画館でジョーカーを見てきました。
前評判が良かったのでかなり楽しみにしていたのですが。
残念な事に僕的にこの映画、、、かなりつまらなかったです。
見ていて虚しくなるレベルでした。
なので、今日はこの虚しさを払拭するためジョーカーが何故つまらなかったのかを僕的目線で書かせていただきます。
目次
ジョーカーから美学を感じない
この映画はバットマンの難敵であるヴィラン、ジョーカーの誕生を描いた作品です。
ジョーカーと言えば圧倒的なカリスマ性を持つ悪役の中のヒーローのような存在です。
なので今まで登場したジョーカーは残虐な悪事を働いているにも関わらずどこかしら美学を感じる事ができました。
しかし、今回のジョーカーからはそのような美学を一切感じる事ができません。
殺人などの悪事を行うには行うですがそこには何の美しさもなく、ただ人を殺める犯罪者が登場していただけ。
ジョーカーになる前の話なので仕方ない気がしますが、僕はこの美学がないジョーカーを認めたく無かったです。
ダークナイトのジョーカーからは人生を考えさせられるほどの物凄い美学を感じ取れたので非常に残念です。
終始暗い
この映画は主人公の悲劇のような人生を描いてます。
なので、明るいシーンがあまりありません。
映画の冒頭から主人公がいじめられ、悲惨な話が長々と続きます。
所々で少し明るくなったりするシーンはあるのですが、それでも冒頭から最後までずっとどんよりした雰囲気が続きます。
別に明るい映画を期待していたわけではありませんが、終始この雰囲気を見続けるのは正直キツイものがありました。
どんよりした空気感はかなり伝わってきたのでこの空気感を伝えれる表現力はすげーなって思いましたが、少しは明るい気持ちにさせてくれるシーンが欲しいところでしたね。
やってる事が単調
やってる事が単調で同じ事の繰り返しのストーリーって飽きちゃうしつまらないですよね。
残念ながらこのジョーカーは作中でこれがおきちゃってます。
かなりネタバレになっちゃうんですが。
この映画のやってる事はジョーカーが不幸にあいそれを起こした人を逆恨みし殺人を繰り返す。
基本的にこの繰り返しです。
不幸と殺人の連続なので非日常的で刺激的な話に見えますが同じ事の繰り返しなので飽きちゃいます。
展開が同じで先が読めちゃうストーリーって見ていて悲しくなっちゃいますね。
悲惨な人生だが、ただそれだけ
この映画の主人公アーサーは確かに悲惨な運命です。
病気に耐え、貧困に苦しみ、人に裏切られ未来に何の光も見えない辛く苦しい人生です。
普通の人の悲しい人生映画としては確かにこれでいいのかもしれません。
でも、この映画はあの悪のカリスマ、ジョーカーが生まれる為の物語です。
それなのに、なんの捻りも愉快さも美学もなく
ただただ悲惨な人生を見せつけられるだけ。
ジョーカーが生まれる為に必要な物が何も語られていませんでした。
確かにジョーカーが生まれるためには悲劇や憎悪が必要です。
しかし、それだけであの悪のカリスマ誕生を語るには物足りないのです。
まとめ
いかがでしたか?
ぶっちゃけジョーカーって名前に期待しすぎてしまった自分がいけないのですが。
今作に関しては僕はめっちゃつまらなかった。
これが正直な感想です。
この映画の製作に関わったすべての方々ごめんなさい。
かなりダメ出しばかりのレビューになってしまいましたが今回の記事をまとめると。
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ジョーカーから美学を一切感じる事ができません。
- 冒頭から最後までずっとどんよりした雰囲気が続きます。
- 空気感を伝えれる表現力はすげー
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同じ事の繰り返しなので飽きちゃいます。
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ただただ悲惨な人生を見せつけられるだけ。
って内容になっております。
正直、ジョーカーと言うネームバリューに期待しすぎてしまいました。
見ていてあまり気持ちの良い作品ではなかったです。
次回またジョーカーが出てくる作品がでるならもっとジョーカーのカッコよさを味わえる作品に期待します。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。